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お店の基本情報

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『麺 みつヰ』の外観

田原町駅からほど近い場所に店を構える『麺 みつヰ』に行ってきました。もともとは西浅草で2016年12月に創業し、2022年夏に旧店舗での営業を終えたのち、2023年4月に現在地へ移転オープンしました。店主の村田洋一さんは、八丁堀の人気店「麺や七彩」出身と紹介されており、みつヰのコシのある中太手もみ麺は、まさにその流れを感じさせます。
食事には事前の整理券が必要で、発券してから指定時間に再訪するスタイル。浅草や上野からも歩ける距離なので、観光の合間に先に発券しておくと動きやすいと思います。入店後の注文は口頭、会計は前金で、QRコード決済などにも広く対応しているため、キャッシュレス派でも利用しやすい点も助かります。
そして何より印象に残ったのは、店主の所作の美しさです。一杯のラーメンを仕上げる一連の流れが洗練されていて見入ってしまいました。


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店前の発券機で整理券を取得(AM10時から発券可能)

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10時半ころの段階で3組目でした

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時間になったらお店の向かい側のパーテーションのところで待機
順番になると店内からスタッフが呼びに来てくれます

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メニュー表

レビュー

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醤油(チャーシュー、メンマ、加賀蓮根入り)1,200円
トッピング味玉200円
チャーシュー丼(1日限定6食)350円

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低温調理豚ロースチャーシューと炙りチャーシューが絶品
特に炙りチャーシューが気に入りました

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自家製麺は、「細麺」と「中太手もみ麺」の2種類から選べます
スープは化学調味料を使わず丸鶏から出汁を取り、薄口・吟醸・再仕込みなど3種類の生醤油を配合

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チャーシュー丼には豆腐が入っていてすき焼きスタイル

料理の味は言うまでもなく絶品で、店主の職人感漂う所作とは対照的に、モダンな発券システムと幅広い決済方法、スタッフのスムーズなオペレーションまで総合的に満足でお気に入りの一店になりそうです。次回は自家製のソースカツ丼、鶏そぼろごはんを食べにまた来たいと思います。食通の先輩からの情報では、おろしそばをラーメンと同時にオーダーするのが通とのことで、こちらもいつか試したいです。ごちそうさまでした!

Tips

麺屋七彩について
麺や七彩(しちさい)は東京・八丁堀に店を構える、手打ち麺で知られる実力店。最大の特徴は、注文を受けてから目の前で粉を練り、麺を打ち、さらに手もみで縮れを入れて提供する“打ち立て”のスタイルだ。加水高めの平打ち中太麺はピロッとした啜り心地ともっちり感が同居し、小麦の甘みが立つ。スープは醤油を軸に、鶏や魚介のだしで奥行きを出すタイプで、喜多方ラーメンの系譜を感じさせるやさしい飲み口。醤油に加え煮干し寄りの一杯なども選べ、麺とスープの組み合わせで表情が変わるのも魅力。ミシュランのビブグルマン掲載歴も語られ、ラーメンそのものだけでなく“麺が生まれる瞬間”まで体験になる一軒。混雑しやすいので、時間に余裕を持って訪れたい。カウンター越しに職人技を眺めながら待つ時間も、この店の味の一部だ。

加賀蓮根について
加賀蓮根(加賀れんこん)は石川県金沢の伝統野菜(加賀野菜)の代表格。太く節間が短い肉厚な形と、でんぷん質の多さから生まれる強い粘りが持ち味で、切るだけでも糸を引き、すりおろすと“つなぎ無しでも団子状になる”ほど。きめ細かな組織で、粘りの糸が切れにくいともされる。 加賀料理の「蓮蒸し」はこの粘りが要で、秋冬(特に10月以降)は粘度が増して、夏のシャキ感から冬のもちもちへ表情が変わる。節ごとに食感も違い、先端は歯切れ良く、根元はより粉質でねっとり。穴が小さく身が詰まっているため、天ぷらやきんぴら、煮物でも食べ応えが出やすい。 主産地は河北潟干拓地など粘土質土壌で、泥付きの“土化粧”や表皮の黒み(さび)が新鮮さの目印ともされる。出荷時期は8〜5月。2025年7月、GI制度で「加賀れんこん」の登録申請が公示された。

喜多方ラーメンについて
喜多方ラーメンは福島県喜多方市を中心に発展したご当地ラーメンで、「日本三大ラーメン」の一つとしても語られる。蔵の町として知られる土地柄で醤油や酒造りも盛んで、香りの良い醤油ダレと良質な水が味を支える。基本は豚骨・鶏ガラに煮干しや昆布を重ねた澄んだ醤油スープで、見た目はあっさりでも出汁の層が厚い。香味油は控えめで後味がきれい。麺は加水率高めの平打ち太麺を手もみして縮れを付け、もちっとした弾力と喉ごしでスープをしっかり抱える。具はチャーシュー、メンマ、刻みネギが定番。店によって背脂や淡い塩味の派生もあり、食べ歩きの幅も広い。多店舗が自家製麺を掲げ、茹で時間も長めで小麦の甘みが際立つ。朝から食べる「朝ラー」文化が根付き、素朴だが完成度が高い一杯として、旅の一杯にも日常食にも愛される。今も支持が厚い。

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