お店の基本情報

『お好み焼き うさぎや』の開店前の外観

開店後
大阪・新世界の“通天閣本通商店街”に構える『うさぎや』は、昭和26年(1951年)創業のレトロなお好み焼き店です。店内はカウンター+テーブル数卓の構成で、鉄板の目の前で焼き上がる“ライブ感”が魅力です。外国人観光客の利用も多く、時間帯によっては行列になることもしばしばです。
営業時間は12:00〜20:00で木曜定休、支払いは現金のみなので注意です。

お好み焼きメニュー

ドリンクメニュー
看板はブタ玉などの定番お好み焼きに、麺を重ねるモダン焼き、鉄板で手早く仕上げる焼きそば・とん平焼き。名物は“新世界のB級グルメ”として語られる「うそ焼き」(“焼うどん+焼きそば”ミックスの一皿)で、香ばしいソースに太細の食感コントラストが楽しい名物メニューです。
レビュー

ハイボールとレモンサワーで乾杯!

目の前でプロが焼き上げる姿は圧巻!

お好み焼き ブタ玉

お好み焼き イカ玉
Tips
大阪のお好み焼きのルーツは、江戸時代から続く粉食文化の発展に端を発しています。起源の一つとされるのは「麩の焼き」や「文字焼き」で、小麦粉を水で溶き、鉄板や銅板に薄く流して焼き、子どもが遊びながら食べた庶民的なおやつでした。これが明治期には「一銭洋食」と呼ばれる料理へと進化します。一銭洋食は、安価な小麦粉生地に刻んだネギや紅ショウガ、ちくわなどを混ぜて焼き、ソースを塗ったもので、屋台で庶民に広まりました。これが大阪の粉もん文化の基盤となります。
昭和初期には、キャベツをふんだんに使った現在に近い形が登場し、戦後の食糧難の時代には、進駐軍から流入した小麦粉やソースが普及して家庭料理としても定着していきました。さらに大阪独自の工夫として、キャベツの甘みを引き出す厚みある生地、天かすや山芋を混ぜたふわふわ食感、豚肉やイカなどの具材をのせるスタイルが確立され、ソースとマヨネーズをかける現代のスタイルへと発展します。加えて、同じ粉もん文化の仲間であるたこ焼きやいか焼きと並び、大阪を代表するご当地料理として全国的に広がりました。つまり大阪のお好み焼きは、一銭洋食の系譜を継ぎつつ、戦後の食文化や庶民の暮らしに根ざして進化した料理であり、現在では「粉もん文化の象徴」として国内外にその名を知られています。

