お店の基本情報
お店の目印
「atami」は、東京・赤坂見附駅近くに位置する薪焼きハンバーガーを提供するレストランで、2023年12月にオープンしました。この店は、薪焼き料理の超予約困難の名店「薪鳥新神戸」や「時限堂」などを手掛ける末富氏によってプロデュースされており、赤坂エリアでも注目を集めています。
「atami」のハンバーガーは、薪火で焼き上げた香ばしいパティが特徴で、その深い薫香とジューシーな肉質が魅力です。バンズも薪焼きで軽くいぶされ、パティとの相性が抜群です。提供されるハンバーガーは、コース料理のメインとして位置づけられ、前菜からデザートまでのフルコースを楽しむことができます。薪の香りを活かした料理が並び、全体的に薪焼きの技法が光るメニュー構成となっています。
中央の焼き台を囲んだカウンター席
店内はカウンター席を中心とした落ち着いた雰囲気で、シェフの調理風景を楽しみながら食事をすることができるライブ感が魅力です。客が店に来る前から薪火で素材をあぶっているとのことで、店内に漂う薪火の香りに心地よい安らぎを感じます。
店内には包丁や薪が飾ってあります
OMAKASEというオンライン予約サイトでのみ予約を受け付けており、不定期で行われる予約開始が始まると、多くのユーザーが同時に予約を試みるため、数時間以内に全ての席が埋まってしまう、まさに予約困難な人気店と言えるでしょう。
昼間の営業に限定されているため、夜は同じ場所で「時限堂」として別の料理を提供しています。価格帯はランチコースで6,800円(飲み物代は別料金)と高級感がありながら、薪焼き料理の贅沢な味わいをリーズナブルに楽しめる点も評価されています。
感想
入り口② 荘厳な扉
運良く予約開始のメールを受信したタイミングでスマホを見ているときに、なんとか予約がとれました。これまで2回来ることができたので、まとめて紹介します。(1回目2024/07/20、2回目2025/01/21)
八街生姜ジンジャエール(千葉)
薪で焼いたトウモロコシの冷製スープ
とても甘くてほのかに感じる薪のフレーバーが落ち着く
カボチャとパセリオイルのスープ(2025/01/21)
新政(秋田) 涅槃龜(ニルガメ) ほぼ飲める機会が無い希少なお酒
新政 水墨-アッシュ-(2025/01/21)
ミズダコのカルパッチョ 日本酒と相性が良い一品 タレもうまい
焼く前のパティ165g つなぎ未使用の100%黒毛和牛
熟成ジャガイモのフライドポテト
イチジクとリコッタチーズの白和え 器もオシャレ
イチゴとブッラータチーズ(2025/01/21)
ハンバーガーの準備が着々と進んでいます
そして遂に到着 薪焼きハンバーガー
薪香るバンズ、目玉焼き、薪焼きパティ、トマト、薪焼きレタス
入店前から薪火であぶられていたバンズの香りが良い

黄身の色が鮮やか(2025/01/21)
まずはハンバーガーから漂う薪の香りに安らぎを感じました。そしてこのボリュームのハンバーガーを安心して食べるために手袋とバーガー袋が準備されています。両手に手袋を装着し、あとは一心不乱に食べます。
パティと目玉焼き、フレッシュトマトの相性は言うまでもなく最高で、香ばしさとジューシーな味わいが口の中いっぱいに広がります。いろいろこぼれ落ちてしまいますが、手袋とバーガー袋のおかげで気にせずに楽しむことができます。薪焼きのレタスの食感もアクセントになって良いです。
食後にシェフから感想を求められ、「おいしすぎて食べきるのがもったいないくらいだった」と率直に思いを伝えました。これは実際に食べなければ他では味わうことができない至高の逸品だと思います。
食後のイギリス産アールグレイティー
自家製ミルクアイス オレンジピール乗せ
「atami」のコース料理は、メインとなるハンバーガーに至るまでの料理が絶妙に計算されており、各皿が次の一品を引き立てる役割を果たしています。スープから始まり、薪焼きの香りを纏った料理が少しずつ期待感を高めていき、クライマックスであるハンバーガーが登場する頃には、その香ばしさとジューシーさが一層引き立つ構成です。
前菜やスープで味覚が研ぎ澄まされ、最終的にハンバーガーがそのすべてをまとめ上げるように提供されるコースは、まさに一連のストーリーを楽しむかのような体験を提供してくれます。
「atami」は、薪焼きの香りを存分に楽しめるハンバーガーを提供することで、他のハンバーガー店とは一線を画した特別な体験を提供しています。また予約が取れれば、再びこの感動を体験しにきたいと思います。
ごちそうさまでした!
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