お店の基本情報
お店の外観
秋葉原周辺の海鮮丼の名店についてはこのブログでもこれまで何度か紹介してきましたが、極上のマグロを食べたい時には、やはり岩本町の 「海の幸 翔」に来たくなります。
「海の幸 翔」は、豊洲市場から直送される新鮮な海の幸を使った海鮮丼が自慢の店です。毎朝、大将自らが市場に足を運び、 その日の最高の食材を仕入れています。このため、メニューは日替わりで、その日の仕入れ状況によって異なります。
お店では、鮮度抜群の魚介類をふんだんに使用したボリューム満点の海鮮丼が楽しめます。
■所在地: 東京都千代田区岩本町1-3-11
■アクセス: 岩本町駅から徒歩約3分、神田駅から徒歩約10分
■営業時間: 11:45~14:00 / 17:30~23:30
■定休日: 土・日 ※平日でも休みのときがあるとの情報あり
■創業: 2012年(2023年に移転して今の所在地)
ランチタイムは開店前から30人以上の行列ができることもあり、人気の高さがうかがえます。
最近は海外からのお客さんも多く訪れています。また、支払いは現金のほか、PayPayも利用可能です。
日替わりメニュー
開店と同時に外に張り出される日替わりメニューから選択して、並んでいる間に店員さんが順番にオーダーを受け付けるスタイルです。 数の少ない限定メニューもあり、その日の人気メニューから売り切れてしまうので注意です。
この日店に到着したのは13時すぎ。行列を覚悟していましたが並んでいたのは5人だけだったので、 もしやこれは全メニュー売り切れで早仕舞いだろうかと焦りましたが大丈夫でした。
並んでいる位置からではメニュー表が見えないので、いったんメニュー表の写真をとってから列に戻ります。やはり昨今の物価高騰やインバウンド需要が関係しているのか、この日のメニューの価格帯には驚きました。
北方領土産大箱ウニ300gと中落ち丼 10,000円!!!
大箱ウニ200gと中落ち丼※限定4食 6,500円!!
超スペシャル丼 5,500円!
ものすごく惹かれますが、高級すぎてさすがに手が出ませんでした。
他にも鳥取の境港や北海道の噴火湾のマグロを使ったハイクラスマグロ丼もありますがなかなかのお値段です。特に噴火湾産のマグロを使った海鮮丼は、私が来店したときにはすでに完売になっていたので、人気の高さや希少性がうかがえます。
参考に2023年に来たときのメニューの写真も掲載します。日替わりなので一概には言えませんが、当時のメニューがとても安く感じます。
感想
卓上のポットに入っているお茶を飲みながら海鮮丼を待ちます。冷たいお茶が、身体に染みわたる。 着席して束の間、海鮮丼がやってきました。
生本マグロぶつ切り中トロ・中落ち丼
私と友人が選んだのは「生本マグロぶつ切り中トロ・中落ち丼」2,500円です。 豪快に乗ったマグロに圧倒されます。マグロの量が多くて米が見えません(笑)
中トロ?大トロでは!?
小皿に醤油を垂らして、そのままワサビ醤油につけて食べてみました。
まずは中トロから。この部分は、マグロの脂の乗りがとてもよく、口に入れた瞬間のとろけるような食感と濃厚な旨味が特徴です。
そして中落ち。中落ちは、マグロの骨に近い部分の肉をそぎ落としたもので、脂の乗りが良く、風味豊かです。中トロに比べて少し筋が多いものの、その分、噛むたびに旨味が口の中に広がります。
続いてワサビ醤油を全体に軽くかけて酢飯と一緒に。脂の濃厚なうまみや赤身のコクが酸味の少し強めな酢飯と絶妙に調和しています。思わず笑ってしまうおいしさです。
反対側から見てもボリュームがすごいのがわかる
とにかくボリュームが多いため、食べれる量に不安がある人にはライス少な目でオーダーすることをオススメします。
さらに、大量のしじみが入った味噌汁も素晴らしく、貝の旨味がたっぷりと感じられる一杯でさらに食が捗りました。+200円で味噌汁をアラ汁に変更することも可能で、通常の味噌汁の3倍くらいの大きさの器で豪快に楽しむことができるそうです。次回はアラ汁に変更してみたいと思います。
次回のランチに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。ごちそうさまでした!
Tips
北方領土産のウニは、冷たい海水と豊富なプランクトンに恵まれた環境で育つため、非常に高品質です。主にエゾバフンウニとキタムラサキウニの2種類があり、特にエゾバフンウニは濃厚な甘みとクリーミーな食感で高く評価されています。ウニの漁獲はダイバーによる手摘みや潜水漁で行われ、これが品質を保つ要因となっています。北方領土のウニは日本国内外で高価な特産品として取引されており、特に高級寿司店や刺身としての需要が高いです。北方領土は現在ロシアが実効支配していますが、日本も領有権を主張しているため、政治的な影響が漁業活動に及ぶことがあります。日露間の漁業協定により、漁獲量や取引には一定のルールが設けられています。持続可能な漁業と環境保護の取り組みも重要視されており、ウニの資源管理が進められています。北方領土産のウニは、その風味と品質で特に優れた海産物として認識されています。
■北海道白老(しらおい)産のウニ
北海道白老産の塩水ウニは、その新鮮さと高品質で知られています。白老町は冷たい海水と豊富なプランクトンに恵まれ、ウニの育成に最適な環境です。塩水ウニは、ウニを採取した後、海水と同じ塩分濃度の塩水に漬けることで鮮度を保ちながら出荷されます。この方法により、ウニ本来の風味が失われることなく保持され、刺身や寿司に最適です。白老産の塩水ウニは、特にその濃厚な味わいと新鮮な状態での提供が評価され、高級料理店や家庭でも人気があります。また、塩水ウニは添加物を使用しないため、自然な風味を楽しむことができるのも魅力です。白老産の塩水ウニは、地元の特産品としても重要な役割を果たし、地域経済にも貢献しています。
■境港のマグロ
境港のマグロは、その新鮮さと高品質で広く知られています。鳥取県に位置する境港は、日本海に面した漁港であり、マグロ漁が盛んな地域です。特に、黒マグロ(本マグロ)やメバチマグロが多く水揚げされ、その肉質の良さから高級寿司店や刺身として高い評価を受けています。境港のマグロは、冷たい日本海の豊富な餌を食べて育つため、脂がのっており、風味豊かな味わいが特徴です。また、最新の漁法と迅速な流通システムにより、鮮度が保たれた状態で市場に出回ります。地元の市場や観光地では、新鮮なマグロを使った料理が提供され、訪れる観光客にも人気です。境港のマグロは、地元経済にとっても重要な役割を果たしており、地域の漁業と観光業の発展に寄与しています。品質の高い境港のマグロは、その味わいと鮮度で国内外から注目され続けています。
■北海道噴火湾のマグロ
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