お店の基本情報
お店の外観
とても暑い日が続き、さっぱりしたものが食べたいと思い向かったのは私のお気に入りのうどん店のひとつである「香川一福 神田本店」です。
平日のちょうど12時くらいにお店に到着して、店の外にはなんと30人ほどの大行列ができていました。
ものすごい行列でしたが、回転が速いため次々と列が進んでいきます。30~40分ほど待って店内に入ることができました。
土地柄もあり、店内は多くのサラリーマンやOLで賑わっていました。
■所在地: 東京都千代田区内神田1-18-11 東京ロイヤルプラザ102
■アクセス: JR神田駅から徒歩約5分
■営業時間: 11:00〜20:00(麺が無くなり次第終了)
香川一福 神田本店は、ミシュランガイドのビブグルマンに3年連続で選ばれた名店です。ビブグルマンは、ミシュランガイドが認めるコストパフォーマンスに優れたお店に与えられる称号で、美味しい料理を手頃な価格で楽しめることを意味します。
店内で製麺しており、打ち立て、茹で立ての麺を提供しています。一般的な讃岐うどんとは異なり、「ノビのあるコシ」と細麺特有の食感、のど越しが特徴です。
また、香川一福のこだわりのひとつは、讃岐の本場、香川より直送の原料です。鰹節、サバ節、うるめ節、羅臼昆布など、産地にこだわり厳選された『節』を使用しており、香り高く、コクのある深いうま味が特徴です。毎朝出汁を取り、一から丁寧に仕込んでいます
券売機
店内に入るとまずは券売機で食券を購入します。購入した食券をスタッフに渡して、席を案内されます。
香川一福 神田本店では、さまざまなうどんメニューを提供していますが、中でも特に人気なのがカレーうどんと肉うどんのようです。
〜カレーうどんについて〜
見た目にも濃厚なカレーは、四ツ谷にあるミシュラン一つ星獲得のフレンチ「北島亭」監修のフレンチカレーを使用しています。うどんと合うように、何度も試行錯誤を重ねた末に出来上がった一杯で、バターもコクを出しつつ後味を残さないものを厳選して使用。手間ヒマかけたカレーは、A5、A4和牛、10種の野菜からとったフォンドボーを使用しています。濃厚なカレーうどんを堪能した後は、途中で別椀のダシを加えて自分好みに調整するのがおすすめの食べ方です。
〜肉うどんについて〜
和食の名店「銀座しのはら」監修のもと作られており、試行錯誤の末に選ばれたUS産のモモとバラ肉を使用しています。黄金色に輝く出汁とのバランスを邪魔しないように配合された絶品肉うどんです。そして、出汁と肉をつなぐ重要な役割を果たしているのが、大量にかかった鰹節の香りと酸味。この香りと酸味が全体の味をまとめ、一杯の完成度を高めています。
今回私が選んだのは、冷たい肉うどん(900円)、半熟卵天(180円)、ちくわ天(250円)、おろし&レモン(50円)です。 とても暑い日だったので、カレーうどんはまたの機会にすることにしました。
感想
肉うどんと天ぷら
着席してからうどんが届くまでのスピードはとても速く、5分もかかりませんでした。回転の速さの秘訣なのだと感じました。
鰹節とダシの香りが漂う肉うどん
うどんリフトアップ
まずは肉うどんから。冷たくてほどよくダシの効いたスープは私好みの味で最高でした。そして牛肉はしっかりと煮込まれていて柔らかく、甘めの味付けが絶品でした。
上に載っている鰹節の香りも良く、全体の風味を引き立てていました。
うどんのコシは強すぎず、ちょうど良い柔らかさでした。
特大のちくわ天は圧巻
ちくわ天は、香川から直送されているというこだわりのちくわがまるまる一本天ぷらにされています。卓上の塩を軽く振りかけることで素材の味が引き立ち、さらに美味しくいただけました。外はカリッと中はモチッとした食感で食べ応えがありました。
半熟卵天は濃厚な黄身が特徴で、うどんのダシの味わいととても相性が良かったです。
天ぷらのサクサクとした食感と、半熟でクリーミーな食感がコントラストになって楽しめます。卵黄の黄色も鮮やかで視覚的な魅力もあります。
肉うどんの後半は、大根おろしやレモン、おろししょうがを使いながら味わいに変化をつけて楽しみました。
かけうどんと天ぷら
半熟卵天ととり天
一緒に行った友人はシンプルにダシの味を楽しむことができる冷たいかけうどんと、とり天、半熟卵天をオーダーしていました。とり天がおいしかったとのことでした。
近くの席のお客さんが人気のカレーうどんと野菜天盛りを楽しんでいる姿が印象的でした。なるほど、野菜天はカレーとの組み合わせがとても良さそうです。次回はマネしてみようと思います。
神田で美味しいうどんを楽しみたいなら、「香川一福 神田本店」は絶対に外せません。ミシュランに認められたその味を、ぜひ一度体験してみてください。
Tips
1.地理的要因: 香川県は瀬戸内地域に位置し、雨が少ない気候です。このため、水が多く必要な米作りよりも、小麦の栽培が適していました。小麦粉が容易に手に入ったことが、うどんの普及に繋がりました。 さらに、うどんの製造に必要な「塩」も、香川県では盛んに作られていました。海水を砂浜にまいて水分を蒸発させる塩づくりが、雨の少ない瀬戸内地域で発展したためです。
2.文化的背景: 香川県では、うどんが地元の食文化として根付いており、特に「讃岐うどん」が有名です。これは、地元の食材を利用して作られたものであり、地域の生活に深く関わっています。
■日本におけるうどんの消費量について
▽全国平均:1世帯あたり年間消費量の全国平均は6,128円です。
▽都道府県別消費量(上位)
1位 香川県: 12,343円(偏差値96.8)で、全国平均の2倍と突出しています。
2位 秋田県: 9,034円
3位 山形県: 7,756円
4位 群馬県: 7,379円
5位 京都府: 7,110円
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