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お店の基本情報

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お店の外観

東京都北区赤羽に位置するラーメン店「麺処夏海(なつみ)」にいってきました。
コロナ前に一度来たことがあり、4年振りに2度目の久しぶりの訪問です。

初めて行ったときの記事はこちら↓↓↓

この店は、JR赤羽駅から徒歩わずか数分の場所にあり、アクセスしやすい立地条件が特徴です。営業時間は、毎日11:00から23:00までとなっており、ランチタイムからディナータイム、さらには夜遅くまで利用可能です。席数は全席カウンターで、約10席ほど提供しています。

今回は平日の18時にやってきました。雨ということもあり、店の外では傘を差しながら並んでいるお客さんの姿が遠くからも確認できました。

到着したらまずは店の外にある券売機にて食券を購入してから並びます。



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まずは券売機で食券を購入してから並びます

券売機にはボタンが大量にあります。ほとんどが「限定」と書かれたボタンなので気にする必要は無いのですが、慣れないとわかりにくいので、スムーズな購入のために事前に券売機の写真を見て購入したいものをイメージしておくことをオススメします。

醤油らぁめん 950円 ※醤油らぁめんはおろし生姜が乗りますが、苦手なお客さんのために生姜抜きも対応しているとのこと

塩らぁめん 950円

煮干豚骨らぁめん 980円

つけめん 970円

があり、それぞれ「味玉」「特製」「かけ」があります。
チャーシューや海苔、メンマなどのトッピングも豊富です。

他には

崩れ味玉のマヨチャーシュー丼 350円

マキシマムこいたまごのたまごかけご飯 300円

三元豚ユッケ風丼 400円

チャーシュー丼(タレ) 300円

などの丼ものも豊富にあるようです。

ドリンクはアルコール類もあり、「今宵の酒」500円は特に気になります。

おつまみ盛り500円もあるので、ちょい飲みからのラーメンもいいかもしれません。


食券購入後、並んでいると店員さんが外まで食券を取りにきてくれます。そのときに、細麺か太麺のどちらにするかを聞かれました。以前は細麺を食べたので、今回は太麺に。

15分ほど並んで店内に入りました。


こだわりの食材


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特注麺

「麺処夏海」の厳選食材について紹介していきます。

▽チャーシュー
・レギュラー

三元豚の肩ロースを香味ダレに漬けこみ、真空低温調理で、じっくり8時間火入れしています

・特製orチャーシュートッピング
三元豚のリブロースを麹と醤油などで漬け込んだものを、毎朝吊るし焼きして香ばしく焼き上げています。
豚バラをスープでじっくり茹で、特製ダレに漬けこんで煮バラに仕上げています。
特製かチャーシュートッピングには、リブロース吊るし焼き、煮バラがそれぞれ1枚つきます。

▽麺
松戸の心の味製麺から毎朝出来立てが届く、夏海の特注麺。 太麺、細麺、手揉み中太縮れ麺、それぞれ小麦、食感、風味、啜り心地の違いをお楽しみください。

▽スープ
・醤油、塩らぁめん用清湯スープ

その時々に店主が厳選した地鶏丸鶏、鶏ガラ、豚ガラ、ゲンコツ、豊洲市場から直送の鮮魚アラ、貝、甲殻類、4種煮干し、昆布、鰹節、香味野菜などをπウォーターでお出汁を取り、仕上げに提供時手鍋で追い煮干ししております。

▽煮干豚骨らぁめん、つけめん用こってりスープ
大量のゲンコツ、豚頭、豚足、鶏ガラなどを12時間以上煮込み、仕上げに鯖、宗田、鰹節、煮干、香味野菜を合わせて仕上げた特製鶏豚魚介スープ。

▽醤油ダレ
和歌山、群馬、福岡、愛知、埼玉から取り寄せた再仕込み、溜まり、生醤油を合わせた香り高い醤油ダレ。

▽塩ダレ
ホタテ貝柱、イタヤ貝、あさり、牡蠣、羅臼、真昆布に藻塩、岩塩、ゲランド、など5種塩に店主の故郷、新潟の特産鮮魚醤「最後の一滴」を合わせた、さまざまな幸の旨味が合わさった塩ダレ。


▽水
πウォーターを使用してます。お冷、ごはん、スープを炊く際、素材一つ一つがクリアに抽出され、旨味がでやすくなります。飲料水としてもおいしいです。

感想


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醤油らぁ麺

食べてみて最初に思ったのは、以前食べたかつての味とは明らかに異なる醤油ラーメンのようだと感じたことでした。おいしいのですが、バランスよく無難にまとまった上品なお味という印象。自分の好みや感覚が変わったのか、スープの作りが変わったのか。
太麺は少々のコシがあり、上品なスープとの相性を考えると細麺にしたほうが好みだったかもしれません。

真空低温調理されたチャーシューは旨味と柔らかさが最大限に引き出されています。
そのチャーシューのうえに乗っている生姜を途中からスープに溶かすことで、新しい風味が楽しめました。雨で寒かった身体も温まります。

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特製醤油らぁ麺(2025/4/12更新)

またも久しぶりとなった今回は特製醤油らぁ麺をオーダー。スープの味が前よりとても良くなったと感じました!麺の固さもちょうど良い。おいしい!

そして特筆すべきは特製ならではのトッピングの煮豚です。柔らかさと味がとても良い。

まとめ

次は塩らぁめんやつけ麺、丼ものなど、まだ一度も食べたことのないメニューを食べにきてみようかなと思いました。

いろいろ食べたら更新していきたいと思います。
ごちそうさまでした!

Tips

★宗田鰹
宗田鰹(そうだがつお)は、主に鹿児島県の枕崎市周辺で獲れるカツオの一種です。この地域は鰹節の生産で特に有名であり、宗田鰹もその一環として多く利用されています。枕崎市はカツオの一本釣り漁法で知られ、この漁法で捕獲された新鮮なカツオから作られる鰹節は、その高い品質で評価されています。宗田鰹は、そのサイズが小さく、脂の乗りが少ない特徴がありますが、出汁を取る際にはその独特の風味が強く出るため、和食の出汁材料として重宝されています。特に、この鰹節は濃厚で芳醇な味わいが特徴で、それでいてクリアな味わいがあり、スープやつけダレに深みを加えるのに適しています。

★ゲランド
ゲランドは、フランス・ブルターニュ地方のゲランド地区で採取される海塩です。この塩は「フルール・ド・セル」とも呼ばれることがあり、非常に高品質な塩として知られています。ゲランド塩は手作業で収穫され、太陽と風の自然な力を利用して乾燥されます。この製法により、塩の粒にはミネラルが豊富に含まれ、独特の風味とやわらかいテクスチャが生まれます。ゲランド塩はその繊細な味わいから、料理の仕上げに使われることが多く、特に高級レストランで好まれます。ラーメンの塩ダレに使用することで、深みと複雑性が増し、スープの風味を際立たせる効果があります。

★最後の一滴
最後の一滴とは、新潟県立海洋高校の生徒たちによって開発された鮭の魚醤で、新潟県糸魚川市の特産品です。この魚醤は、地元の能生川で産卵のために遡上する鮭を利用して作られています。特に、通常の魚醤に比べてクセが少なく、どんな料理にも使いやすい風味に仕上がっていることが特徴です。この魚醤は炒め物や煮物、さらにはお刺身のたれとしても使用でき、食材の味を引き立てる効果があります。

★πウォーター
πウォーター(パイウォーター)は、特殊な処理を施した水の一種です。この水は、特定の磁場や鉱石を利用して、水の分子構造を変化させることにより、より柔らかく、自然に近い状態の水を作り出す技術を用いています。この水の特徴は、水自体の味がまろやかであること、そして料理や飲料に使用した際に、素材の味を引き立てる効果があるとされています。ラーメンのスープにπウォーターを使用する理由としては、そのまろやかな味わいがスープの風味を深め、全体の味のバランスを向上させるからです。また、水の質がスープの出汁の抽出効率に影響を与えるため、より効果的に食材から旨味を引き出すことが可能になります。このように、高品質な水を使用することで、ラーメンの味のクオリティを格段に向上させることができるのです。

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