今回は、秋葉原の「雲林坊(ゆんりんぼう)」での担々麺体験をお届けします。この店は、東京都千代田区神田須田町2-12 JR高架下共同ビル1階に位置しており、L字型のカウンター10席のこじんまりとした空間で、本格的な担々麺を楽しむことができます。
到着したのはお昼を少しずらした13時30分くらいでしたが、外待ち5名ほどでした。
お昼時間はさらに多くの列が予想されるので、時間に余裕をもっていくのが良いかもしれません。
まずは外で並んでいる順番に店内の券売機で食券を購入します。
メニューはこちら↓↓で確認できます
担々麺は汁あり、汁なしが選べて、セットメニューも豊富です。
汁ありかなしかでしばらく悩みました。
食券購入後は店員さんが食券を受け取りにくるので、そのときに辛さとしびれのレベルを伝えます。
お店の方針で、食券を渡すときに自分からレベルを伝えないといけないので、うっかり伝えもれないように注意です!
注文したのは、雲林坊自慢の汁あり担々麺。一口食べると、そのこだわりが伝わってきます。まず、四川朝天辣椒(ちょうてんとうがらし)と唐辛子をブレンドしたオリジナルの辣油が舌をほどよく刺激。朝天辣椒は、四川省原産の辛味の強い赤い唐辛子で、香ばしさと風味が際立っています。
今回は初めてなのであまりチャレンジしすぎず、辛さもしびれも普通のレベル3でお願いしましたが、辛すぎもしびれすぎずもなく、自分にはちょうど良いレベルでした。
今回は初めてなのであまりチャレンジしすぎず、辛さもしびれも普通のレベル3でお願いしましたが、辛すぎもしびれすぎずもなく、自分にはちょうど良いレベルでした。
スープは、厳選した「老鶏(ろうけい)」と、北海道産「ホタテ干し貝柱」を使用し、じっくりと時間をかけて抽出されています。老鶏は、一般的な鶏よりも飼育期間が長い鶏のことを指し、深いコクと香りが特徴です。
スープの色合いや、盛り付けがきれいですね。
そして、麺。全粒粉を配合した国産小麦100%の自家製麺は、食物繊維やミネラル、ビタミンが豊富。体に優しいだけでなく、食べ応えも十分です。
肉みそには、豚肉の前すねから肩ロースまでを使用し、甜麺醤(てんめんじゃん)や紹興酒の風味が効いています。甜麺醤は、大豆や小麦を発酵させて作る中華の調味料で、甘みと旨味が特徴です。
雲林坊の担々麺は、各食材のこだわりが絶妙に組み合わさった、満足できる逸品です。秋葉原でのグルメ探訪の際には、ぜひともこの味を体験してみてほしいです。
続いてセットのミニ麻婆丼を紹介します。
この麻婆丼の主役である麻婆豆腐は、その四川の伝統を色濃く反映しています。4種類の豆板醤を独自にブレンドし、特製の肉みそと共に木綿豆腐を煮込んでいます。そして、仕上げに葉ニンニクを加えることで、本場四川の味わいを再現。特に、辣油の香りと花椒の痺れる辛さが、食欲を刺激します。
四川料理は、中国の8大料理のひとつとして知られ、特に辛さと香りの強い料理が特徴です。四川省は高温多湿な気候で、辛いものを食べることで体を冷やすという文化が根付いています。また、四川料理には「麻」と「辣」の二つの特徴的な味があり、これが四川料理の大きな魅力となっています。
そして、この麻婆丼のキーポイントとも言えるのが、四川花椒。中国の伝統的なスパイスであるこの花椒は、麻婆丼の味の決め手とも言える存在。雲林坊では、四川省産の「漢源花椒」と「青山椒」を厳選して使用しております。特に、漢源花椒は四川省漢源県産のもので、その風味と痺れる辛さが特徴。一方、青山椒は緑色の花椒で、香りが高く、独特の麻味があります。
スパイスにより担々麵に比べるとしびれが強いので、身体の内側から温まり、汗が止まらなくなりました。辛いものが苦手な方は注意です!
その他の食材についても、雲林坊はこだわりを持って選んでいます。契約農家から直送されるコシヒカリ100%のお米や、3年以上寝かした四川省特産のピーシェン豆板醤をベースにした4種類の豆板醤など、その一つ一つが、麻婆丼の味わいを一層引き立てています。
友人と3人で訪問しましたが、店をでるときには3人そろって汗でぐっしょりでした。
暑いときこそ辛いものを食べよう!と意気込んで行ったものの、外の熱気で意識が遠くなりそうでしたので、やっぱり夏は無理せず冷たいものを食べたいものです(笑
しかしとても気に入ったので、次は冬に来たいと思います。
ごちそうさまでした!
東京食べ歩きブログランキングに参加しています!応援クリックお願いしますm(_ _)m
スポンサードリンク